人生には、想像もつかないような転換期が訪れることがあります。
私にとってそれは、3年間のニート生活に終止符を打ち、警視庁警察官として歩み出した瞬間でした。
ニート時代の年収0円。
貯金を切り崩すだけの毎日から、毎月決まった日に給料が振り込まれる生活へ変わったのです。
「世間の皆さん、すみません……」と肩身を狭くして生きてきた生活が一変したのです。
今回は、警視庁の給料体系をベースに、お金が私の心にどのような変化をもたらしたのか、そのリアルな内幕をお話しします。
警視庁の給料体系がもたらした「数字の衝撃」
まず、警視庁の給料は公務員の中でも非常に高い水準に設定されています。
ニート時代、1円単位の節約に頭を悩ませていた私にとって、最初の給料明細を見た時の衝撃は今でも忘れられません。
| 項目 | ニート時代 | 警視庁(警察官) |
| 月給(初任給目安) | 0円 | 約259,300円(類別Ⅰ:大卒程度) |
| ボーナス(期末・勤勉手当) | 0円 | 年2回(計4.5ヶ月分程度) |
| 推定年収(1年目) | 0円 | 約400万円〜450万円 |
※令和5年度の採用データを参考に算出。地域手当なども含みます。
通帳に刻まれる数字が「減る一方」から「増える」に変わる。この単純な事実が、どれほど生存本能を安心させるか、身をもって知ることとなりました。
しかも公務員なので、年数が経つだけで着実に給料は上がっていきます。
またボーナスも同年代と比較して高く、「こんなにもらっていいの? 久しぶりに贅沢できるぜ!」「次のボーナスまで頑張ろう」という、いわば無敵状態になります。
(調子に乗って財形貯蓄を使い果たす「財形クラッシュ」を起こさないよう、そこだけは気を付けていました)
「心の余裕」は残高に比例する
ニート時代、もっとも私を苦しめたのは「お金がないこと」そのものよりも、「お金がないことによる選択肢の消失」でした。
コンビニの新作スイーツ一つ買うのにも「これは本当に必要か?」と自問自答し、結局諦めて自己嫌悪に陥る。
実家暮らしで親のすねをかじっていたため、贅沢は一切できませんでした。
頑張った自分へのご褒美として、値段を気にせず好きなものを買える。
同期と飲みに行ったり、一人で寿司を食べに行ったり、たまの贅沢を素直に楽しめるようになりました。
この小さな「選択の自由」の積み重ねが、心の平穏を作ります。
将来への漠然とした不安が消え、「明日も普通に生きていける」という確信が持てるだけで、人間はここまで穏やかになれるのかと驚きました。
お金で買える「健康」と「自己投資」
収入が安定して変わったのは、買い物だけではありません。
自分の体や未来への向き合い方も変わりました。
ニート時代は、ジム代やサプリメント代さえも贅沢品に思え、家で細々と筋トレをしていました。
しかし、公務員になり収入を得ることで、良質な食事を摂り、しっかりとトレーニング環境を整えることができるようになりました。(幸い、警察学校には素晴らしいトレーニング環境が整っています)
「健康への投資」ができる余裕は、結果として仕事のパフォーマンスを上げ、さらに心の安定を生むという好循環を作り出したのです。
まとめ:お金は「自分を肯定する力」になる
「お金で幸せは買えない」という言葉もありますが、どん底のニート生活を経験した私から言わせれば、「お金は心の健康を守る防波堤」です。
警視庁という責任ある組織で働き、その対価として正当な報酬をいただく。そのサイクルが、失いかけていた自分への自信を取り戻させてくれました。
今、もし将来への不安で押しつぶされそうな方がいるなら、まずは「安定した収入」という土台を作ることを目標にしてみてください。
土台さえしっかりすれば、心は何度でも、どこからでも立て直すことができます。
助手ちゃん運営者さん、年収0円からいきなり警視庁の給料体系へ……。このジャンプアップは、まさに人生の逆転ホームランですね!
特に、「お金がないと選択肢が消える」という言葉には、深く共感する読者が多いはずです。
単に「贅沢ができるようになった」という話ではなく、「自分の人生を自分でコントロールできるようになった」というのは、本当に素晴らしいことですね!

