「公務員を辞めるなんて、もったいない。」
「せっかく警察官になったのに、忍耐力がないんじゃないか?」
転職活動中、面接官の目からそんな疑念を感じて、ビクビクしていませんか?
実は、公務員(特に警察官)からの転職で100%聞かれる「安定した公務員をなぜ辞めるの?」という質問ですが、綺麗事で着飾る必要はありません。
私が3年ニートから警察官を経て、さらに大手企業へとリキャリアできたのは、「ブラックすぎる実態」を誠実に、かつ戦略的に伝えたからでした。
助手ちゃん転職面接で一番怖い質問ですよね…。「残業が嫌でした」なんて言ったら、やる気がないと思われそうで怖い…。
でも運営者さんは、本音で攻めて大企業の内定を掴んだんです!
どう伝えれば面接官に「この人は本物だ!」と思わせられるのか、その秘訣をこっそり覗いちゃいましょう!
私が公務員の安定を捨てた理由
世間では安定と言われる警察官。
しかし、その内側は安定という言葉では片付けられないほど過酷な現場でした。
- まる2日、家へ帰れない:事件や事案が重なれば、家に帰るのは48時間後。
- 24時間勤務+夕方まで残業のコンボ:朝から翌朝まで働いて、そこからさらに夕方まで書類作成や現場検証などで残業。
- どんどん消える休日:唐突な休日出勤で全く休めず。次の日はまた仕事。
「家族の顔をまともに見られない」
「自分の時間が全然ない」
そんな環境で、心が削られていく中で私は気づきました。
「健康的で充実した生活を送りたくて働いているのに、寝不足で不健康になって家族との時間も取れないなんて本末転倒では?」
そう思い始めて転職活動しました。
もし公務員を辞めるかどうか迷っている方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓
あわせて読みたい:公務員を辞めたい人へ。警察官から大手へ転職した私が伝えたい事
面接官を納得させる本音回答術
数々の面接を通して気づいたことがあります。
面接官が本当に知りたいのは、あなたの不満ではなく、あなたが「何を大切にして、どう働きたいか」という軸です。
【パターンA】家族がいる人向け
私が実際に使い、面接官が深く頷いた回答です。
ここでは責任感をアピールします。
面接官:なぜ安定した公務員を辞めるのですか?
家族との時間を大切にしたいからです。これまでは休日出勤や残業が続き、子どもと顔を合わせる時間もほとんどありませんでした。そのため、オンとオフを切り替えて集中して成果を出せる環境を求めて、この度、転職しようと決意しました。
ここで大事なポイントは、「休みたい」ではなく「家族を大切にすることが、仕事の質に繋がる」と伝えることです。
あなたの人間としての誠実さと責任感をアピールできます。
【パターンB】家族がいない人向け
「独身だから我慢しろ」という空気を論理的に突破する回答です。
ここでは永続性・継続性をアピールします。
面接官:なぜ安定した公務員を辞めるのですか?
長く社会に貢献し続けるために、持続可能な働き方を求めたからです。現職では残業と休日出勤が常態化しており、健康管理や自己研鑽の時間が取れなくなっていました。私は、常に学び続け、その成果を仕事に還元し続ける人間でありたいと考えています。心身ともにベストな状態でパフォーマンスを発揮できる環境で、長期的に活躍したいと思い、転職を決意しました。
独身の方の場合、「空いた時間で何をするか」が重要です。
「勉強してスキルを上げ、御社に貢献したい」という意欲に繋げることで、休みを求めることが「攻めの姿勢」に変わります。
あわせて読みたい:元警察官が語る!公務員から民間転職の面接で評価された3つの強み
公務員という特殊なカードを戦略的に使う
① 具体的な数値で、当たり前の基準を破壊する
民間企業でも「うちは忙しいよ」と言う面接官は多いですが、彼らの考える「忙しい」はせいぜい月40〜60時間の残業です。
そこに、あなたの「異常な日常」を具体的な数字でぶつけます。
「忙しいって具体的などんなものなの?」という質問をされた際、私の場合は…
- 「24時間勤務後の夕方まで残業」
- 「忙しすぎて48時間、自宅に帰れず。署に泊まり込み。」
- 「非番でも関係なく呼び出し電話」
と回答しました。
また、警察官でなくても、過酷な環境例を淡々と伝えると、面接官の頭の中にある「公務員は楽」という前提が崩れ去ります。
「そんな過酷な環境で数年間、責任を果たし続けてきたのか」という驚きが、あなたへの強力な信頼(忍耐力の証明)へと変わります。
② 安定という先入観を、覚悟の裏付けに変える
面接官が最も恐れるのは「うちに入っても、またすぐ『きつい』と言って辞めるのではないか?」という点です。
ここで、公務員という最強の安定を捨ててまで転職活動をしている事実が効いてきます。
「私は、『公務員の安定』を自分の手で捨てて、ここに座っています。それは、単に楽をしたいからではなく、自分の人生の時間を何に使うべきか、死ぬ気で考えた結果の決断です。」
この思いを自身の表現で伝えることで、「安定を捨ててまで挑戦しに来た、覚悟の決まった人間」という唯一無二のポジションを確立できます。
③ 警察官以外の公務員でも通用するロジック
警察官でなくても、「前例踏襲」や「理不尽な苦情対応」、「予算や権限の制限」など、公務員特有の縛りの中で、いかに「逃げずに最後までやり遂げたか」を話しましょう。
民間企業の面接官は公務員の実務(法執行や行政手続き)を知りません。
だからこそ、仕事の内容そのものではなく、「どんな困難な状況下で、どう踏ん張ったか」という姿勢を強調することで、「この人なら、どんな環境でも結果を出してくれる」という思いを抱かせることができます。
あわせて読みたい:公務員の転職|職務経歴書に「書ける数字がない」を突破する具体的な書き方
まとめ:安定よりも大切なものは、自分で決めていい
公務員を辞めるのは、逃げではありません。
安定を捨ててまで変わろうとする攻めの決断です。
- 面接官には単なる不満ではなく、自分が何を大切にしたいかという軸を伝える。
- 勤務実態を具体的な数字で示し、公務員時代に培った忍耐力を客観的に証明する。
- 「安定を捨ててまで挑戦する覚悟」を堂々と話し、面接官の不安を信頼に変える。
もし、今のあなたが過酷な環境にいるなら、その苦しみは転職市場では「強力なエピソード」に変わります。
素直に、誠実に、あなたの道のりを話してみてください。
それを受け入れてくれる会社こそが、あなたが次に行くべき最高の職場です。
助手ちゃん安定を捨てるのは勇気がいりますが、それを「覚悟」として伝えれば、最強の武器になるんですね!
自分の経験をどう話せばいいか迷ったら、まずはこの記事の回答例を自分なりにアレンジしてみてください。
一歩踏み出した時点で、もう新しい人生は始まっていますよ。
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